高度専門職ビザのポイント計算シミュレーター|計算例&簡単チェック

ポイント計算は、日本で高度な専門知識やスキルを持つ人材を優遇する制度で、学歴・職歴・年収・研究実績・資格などを数値化して審査します。合計70点以上で高度専門職ビザの取得が可能となります。高度なスキルを持ち、日本で長期的に活躍したい方にとって、このビザは非常に有利な選択肢です。

主な対象となるのは次のような方になります。

📌 高度専門職ビザの対象となる方(例)

  • 研究者(大学や企業の研究職)
  • ITエンジニア・技術者(システム開発・AI・データサイエンスなど)
  • 企業経営者・高度なマネジメント職(経営者・管理職)

本記事では、「高度専門職ビザを申請できるかポイントを計算して確認したい」「自分の経歴や条件で何点になるのか事前に知りたい」と考えている外国人の方に向けて、ポイント計算シミュレーターと計算例を用い、自分が取得要件を満たしているかを簡単にチェックできるようにしています。さらに、ポイント計算の仕組みや計算例、点数が足りない場合の対策についても解説します。

申請を検討している方にとって、判断の参考となる内容をまとめていますが、準備を進める中で不安を感じた場合は、まずは当事務所の初回無料相談をご利用ください。専門家がご状況に合わせて、許可の見込みや最適な進め方をお伝えします。ご依頼があれば、そのまま申請代行までお任せいただけます。

1️⃣ ポイント計算の仕組み

高度専門職ビザの審査では、学歴・職歴・年収・資格・年齢などの項目ごとに点数が加算され、合計70点以上で取得可能となります。

🔹主なポイントの内訳

項目条件点数
学歴大学院卒(修士号)20点
学歴大卒(学士号)10点
職歴7年以上の実務経験15点
年収600万円以上20点※
年収800万円以上30点※
年齢30歳未満15点

※得点となる年収の下限は年齢により異なる点にご注意ください。

  • 30歳から34歳:500万円以上
  • 35歳から39歳:600万円以上
  • 40歳以上:800万円以上

このポイント制度を活用し、自身の状況を確認しながら申請準備を進めることが重要です。

➡ より詳細な計算方法は こちらの記事 で解説しています!

2️⃣【計算例】具体的なポイントシミュレーション

📌 ケース1:32歳・ITエンジニア・修士号あり・年収520万円

  • 学歴(修士号):20点
  • 職歴(7年以上10年未満):15点
  • 年齢(30歳から34歳):10点
  • 年収(500万円以上600万円未満):15点
  • 日本の大学を卒業:10点

💡 合計 70点 → 申請可能!

📌 ケース2:43歳・研究者・博士号あり・年収830万円

  • 学歴(博士号):30点
  • 職歴(10年以上):20点
  • 年齢(40歳以上):0点
  • 年収(800万円以上900万円未満):30点
  • 日本語能力試験N1合格:15点

💡 合計 95点 → 余裕で申請可能!

📌 ケース3:26歳・通訳・年収410万円(不足)

  • 学歴(学士号):10点
  • 職歴(3年以上5年未満):5点
  • 年齢(30歳未満):15点
  • 年収(400万円以上500万円未満):10点

💡合計 40点 → 申請不可 → どう補うか?

3️⃣ 点数が足りない場合の対策

高度専門職ビザの取得には70点以上が必要ですが、以下の方法でポイントを増やせる可能性があります。

  • 年収を上げる → 勤務先と交渉し、より高い得点カテゴリーに該当する年収を目指す
  • 学歴を向上させる → 修士号や博士号を取得し、加点を狙う
  • 日本語能力を証明する → 日本語能力検定N1またはN2取得で加点される場合あり
  • 職歴を積む → 実務経験を増やし、職歴ポイントを加算

ただし、「年齢」の項目は若いほどポイントが高く、40歳以上はこの項目で得点を獲得できません。 また、年収の下限も年齢によって異なるため、時間をかけてポイントを増やそうとすると、かえって取得可能な得点が下がってしまうことがあります。 この点に注意し、計画的に進めましょう。

4️⃣ 高度専門職ビザのポイント計算シミュレーター

高度専門職ビザを取得できるかどうか、簡単にシミュレーションできるツールを用意しました!

このシミュレーターは、当事務所の経験に基づき、多くの方が得点を取得しやすい主要な項目に絞って計算できるよう設計されています。入力するだけで、現在のポイントを簡単にチェックできます。

📊 高度専門職ビザ ポイント計算シミュレーター(2025年簡易版)

※ 30歳~500万円以上 35歳~600万円以上 40歳~800万円以上で加点

以下のボタンをクリックしてポイントを計算 ⬇

もしシミュレーターでの結果が70点未満であっても、ここに含まれていない項目で加点できる可能性があります。より詳しい評価をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

📌世界大学ランキングの基準

高度専門職ビザのポイント計算では、以下の世界大学ランキングが参照されます。

  • QS・ワールド・ユニバーシティ・ランキングス(クアクアレリ・シモンズ社:英国)
  • THE・ワールド・ユニバーシティ・ランキングス(タイムズ社:英国)
  • アカデミック・ランキング・オブ・ワールド・ユニバーシティズ(上海交通大学:中国)

⚠️年収要件についての注意点

年収が300万円に満たない場合には、他の項目の合計で70点以上でも高度外国人材と判断されないため、高度専門職を取得できません。

【計算結果が正しいか不安な方へ】
「なんとなく計算してみたけど、これで本当に大丈夫?」そんな不安をお持ちの方には、専門家が状況をお聞きし、正確にポイントを算出します。

💡 初回相談無料(メール1–2往復/オンライン相談30分)|1–2営業日以内に返信

不安な点を整理したい方は、まずは無料相談で現在の状況を確認してみてください。許可の見込みや最適な進め方をわかりやすくご案内します。ご依頼があれば、そのまま申請代行までお任せいただけます。

【計算結果が正しいか不安な方へ】
「なんとなく計算してみたけど、これで本当に大丈夫?」そんな不安をお持ちの方には、専門家が状況をお聞きし、正確にポイントを算出します。

💡 初回相談無料(メール1–2往復/オンライン相談30分)|1–2営業日以内に返信

不安な点を整理したい方は、まずは無料相談で現在の状況を確認してみてください。
許可の見込みや最適な進め方をわかりやすくご案内します。ご依頼があれば、そのまま申請代行までお任せいただけます。

📖よくある質問(FAQ)

高度専門職ビザの審査にはどれくらいの時間がかかりますか

国内にいらっしゃる方の変更申請は、通常1か月程度で審査が行われますが、審査の混雑状況などにより、2か月程度かかることもあります。申請にかかる期間は、ご自身の状況によって変動する点にご注意ください。

70点に満たない場合でも申請できますか?

原則としてできません。窓口で受理される場合もありますが、その場合でも許可が下りることはありません。そのため、日本語能力試験N1の取得などによりポイントを増やす対策を講じることが重要です。

高度専門職ビザの取得後、どんなメリットがありますか?

永住許可の優遇措置や配偶者の就労制限の緩和など、さまざまな優遇を受けることができます。また、初回の取得であっても、在留期限は最長の5年が認められます。

高度専門職ビザのポイントはどのように計算されますか?

学歴や職歴、年収、日本語能力試験の資格、研究実績などを合算して計算します。自己申告だけでなく、必ず証明書類の提出が必要です。

高度専門職ビザから永住申請をするにはどのくらいの期間が必要ですか?

高度専門職ビザを取得後、通常は3年で永住許可の申請が可能です。特に優れた実績がある場合は1年で申請できるケースもありますが、収入や納税状況などの条件を満たす必要があります。


最後に――ポイント計算や証明資料の準備で、ご不安なことはありませんか?

高度専門職ビザでは、ポイント計算の結果が許可・不許可を大きく左右します。自己計算の誤りや加算対象の見落とし、証明書類の不備があると、本来の点数を獲得できず不許可になることもあります。

✅ 自分のポイントが何点になるのか正確に知りたい
✅ 加算対象となる事柄を見落としていないか確認したい
✅ 忙しくて申請書類や証明資料を調べるのに時間をかけられない

このようなお悩みがある方は、お問い合わせ(初回相談無料)をご利用ください。個別事情に合わせて取得できるポイントを簡易的に計算し、許可の可能性と今後の手続きの流れを丁寧にご案内します。

ご相談後、そのまま申請代行をご依頼いただくことも可能です。ご依頼いただければ、必要書類リストの提示から申請書・理由書の作成、入管とのやり取りまで一括してサポートいたします。不許可リスクを減らし、準備の負担を大幅に軽減できるため、安心してお仕事や日常生活に専念していただけます。

💡 初回相談無料(メール1–2往復/オンライン相談30分)|1–2営業日以内に返信|オンライン相談は土日祝も対応

不安なままにせず、今の状況を整理しておきましょう。
迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。


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