親族一覧表とは?永住申請での新たな提出書類

永住許可申請では、現在、「日本人の配偶者等」または「永住者の配偶者等」の在留資格を持つ方(実子・特別養子を除きます)について、親族一覧表の提出が求められています。親族関係をこれまで以上に整理して記載する必要があるため、書き方を十分に理解しないまま作成すると、記載漏れや誤記によって追加確認が必要になったり、審査に影響したりすることがあります。

そこでこの記事では、永住許可申請を予定している方のうち、「親族一覧表の書き方や提出方法がよくわからない」と感じている方に向けて、親族一覧表の記載項目、作成時の注意点、よくある記載ミスをわかりやすく解説します。

当事務所では、永住許可申請に関するご相談から、申請書類の作成、申請代行まで幅広く対応しています。
「親族一覧表に誰を書けばよいのか分からない」「どこまで記載すべきか迷う」「自分の場合には補足説明や追加資料が必要なのか不安」という場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

「いきなり依頼するのは不安」という方のために、初回相談は無料でご利用いただけます。
ご依頼いただくかどうかは、相談後にご判断いただけます。

初回相談の内容・範囲については、こちら をご確認ください。

1️⃣ 提出が必要な人は?新制度の導入時期と背景

申請者が「日本人の配偶者等」または「永住者の配偶者等」(※実子または特別養子を除く)の在留資格を持つ場合、法務省の発表により、2024年11月13日以降に行われる永住許可申請から「親族一覧表」の提出が原則必須となりました。

この新たな要件の導入には、永住申請の件数が年々増加するなかで、申請者の家族構成や生活支援体制、身元保証人との関係性を、より迅速かつ的確に確認するための仕組みが必要とされていると考えられます。

今後、親族関係の明確化は永住審査においてさらに重要視されると見られ、単に書類を揃えるだけでなく、家族関係を正確に把握し、説明できる状態にしておくことが求められるようになります。

2️⃣ 親族一覧表の取得方法と具体的な記載内容

書式は法務省が指定するフォーマット(PDF形式)を使用します。出入国在留管理庁のWebサイトからダウンロード可能で、同様の内容の書類をExcelなどの表計算ソフトで作成することもできます。

▶【公式リンク】申請人の親族一覧表(PDF形式)はこちら

なお、書式内の「氏名」の欄については、記名ではなく署名(サイン)が必要です。
Excelで作成した場合でも、署名欄だけは必ず印刷後に手書きで記入してください。

親族一覧表は2つの区分に分かれており、親族が現在日本に居住しているかどうかによって「在日親族」「在外親族」に分けて記載します。
いずれの場合も、次の6項目をすべて記入する必要があります。

項目記載内容
続柄(つづきがら)父、母、妻、夫、子、兄弟姉妹など
氏名漢字またはアルファベットでフルネームを記入
年齢申請時点での年齢を記入
国籍・地域日本、韓国、中国、USAなど
電話番号携帯・固定電話いずれでも可(日本国内または海外)
住所市区町村まで正確に記載。番地・建物名も可能な範囲で明記する


記載例】
実際に記載する場合の一例をご紹介します。

  • 在日親族:父/入管 太郎/62歳/日本/03-〇〇〇〇/東京都千代田区〜
  • 在外親族:Father/Nyukan James V./62歳/USA/海外の番号/New York, U.S.A

一覧表では記載が求められている範囲が兄弟姉妹までとなっており、日本人の配偶者等ビザの質問書で求められる「同居人」までの記載範囲よりも狭く設定されています。
しかし、当事務所はどちらの書類も同じ内容・範囲で記載しておく方が望ましいと考えます。

【永住申請の書類準備が不安な方へ】

「調べるのが大変そう」「書類作成に不安がある」と感じている方は、まずはお気軽にご相談ください。当事務所では、申請に必要な書類の整理や作成、入管への対応までサポートしています。初回相談では、申請の見通しや必要な対応をご案内しています。

【初回相談無料】メール1~2往復/オンライン相談30分|1~2営業日以内に返信
ご相談後、申請全体のサポートや必要な部分だけのサポートをご依頼いただくことも可能です。

※ 簡単なご相談は、LINEでも受け付けています (タップ/クリックで開きます)。

【永住申請の書類準備が不安な方へ】

「調べるのが大変そう」「書類作成に不安がある」と感じている方は、まずはお気軽にご相談ください。
当事務所では、申請に必要な書類の整理や作成、入管への対応までサポートしています。初回相談では、申請の見通しや必要な対応をご案内しています。

【初回相談無料】メール1~2往復/オンライン相談30分|1~2営業日以内に返信
ご相談後、申請全体のサポートや必要な部分だけのサポートをご依頼いただくことも可能です。

※ 簡単なご相談は、LINEでも受け付けています (タップ/クリックで開きます)。

3️⃣ 記載時の注意点とよくあるミス

親族一覧表を作成する際には、以下の点に十分注意しましょう。不備があると、補正の指示や審査の遅延、場合によっては不許可の原因になることもあります。

  • 他の書類と矛盾がないように記載すること
    とくに「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」の在留資格で申請した際に作成した質問書や理由書と家族構成が一致していることが重要です。
  • 申請者の署名は必ず手書きで記入
    一覧表の「氏名」欄には署名が必要とされているため、すべてをPCで作成して印刷しただけでは不十分です。署名欄は必ず申請者本人が手書きで記入してください。
  • パスポートの表記と一致させる
    親族の氏名は、アルファベット表記の場合、パスポート記載と同じ綴りにしてください。英字のスペルミスや順序違いがあると、本人確認の際に不一致と判断される可能性があります。
  • 空欄は作らない
    たとえ正確な情報がわからない場合でも、欄を空白のままにせず、「不明」や「該当なし」などと記載することが推奨されています。空欄があると「記入漏れ」として扱われるおそれがあります。

📖 よくある質問(FAQ)とその回答

親族一覧表はどのタイミングで提出しますか?

親族一覧表は、永住許可申請書と同時に提出する必要があります。
他の書類と分けて後日提出することは認められていません。そのため、申請書類一式の準備段階で早めに取りかかることが大切です。

親族はどの順番で書きますか?

記載する順番に厳密な決まりはありませんが、一般的には、まず配偶者・子ども・両親などの近い親族から順に記入します。
同じカテゴリ内では、年齢の高い順に記載するのが望ましいとされています。
兄弟姉妹については、まとめてその後に記載してください。
また、在日親族と在外親族は、表の区分に従って分けて記入してください。

日本人の実子の場合もこの書類の提出は必要ですか?

いいえ。日本人の実子または特別養子を理由に「日本人の配偶者等」の在留資格を持っている方が永住許可を申請する場合、親族一覧表の提出は不要です。

署名とは何ですか?

「署名」とは、申請者本人が自筆で氏名を記入することを意味します。
パソコンで作成した親族一覧表を印刷する場合でも、署名欄だけは手書きで記入しなければならないため、必ずペンでご自身の名前を記入してください。記名(印字)では無効となります。

最後に――小さな記載ミスや情報不足が、申請に影響することがあります

親族一覧表は、単なる家族構成の一覧ではなく、家族関係や生活状況を確認する資料の一つです。
記載漏れや誤記があると、追加説明が必要になったり、審査に影響することがあります。

そのため、次のような場合は、早めに相談しておくと安心です。

✅ 記入方法や必要な範囲がわからない
✅ 情報の整理に時間がかかっている
✅ 申請前に不安な点を整理して進めたい

このようなお悩みをお持ちの方は、下記のリンクからお問い合わせください。
現在の状況を確認したうえで、申請の見通しや必要な対応などを丁寧にご案内します。

ご相談後、ご希望があれば、そのまま申請代行などをご依頼いただくことも可能です。
事前に必要書類や確認すべき点を整理しておくことで、申請準備を進めやすくなり、ご負担の軽減にもつながります。迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。

【初回相談無料】メール1~2往復/オンライン相談30分|1~2営業日以内に返信

フォーム入力が難しい場合は、LINEでもご相談(タップ/クリックで開く) を受け付けています。


永住許可に関する当事務所のサービス

事務所案内

当事務所の理念や対応可能な相談内容、所在地、アクセスなどご案内します。

サービス紹介

永住許可申請は、専門行政書士にまるごとお任せください。

依頼の流れと料金案内

永住許可の申請代行について、依頼の流れと料金をご案内します。


永住許可に関する記事のピックアップ

永住許可
永住許可を家族と一緒に申請する際のポイントと注意点

ご家族と一緒に永住許可を申請したい方に向けて、申請の条件や流れ、家族それぞれで確認したい注意点をわかりやすく解説します。

詳細を見る
永住許可
永住許可申請前の在留資格の見直しポイント

永住許可申請の前に、今の在留資格を見直した方がよいケースがあるのをご存じですか。就労ビザ、身分系在留資格、高度専門職など、永住の前段階で確認したい見直しポイントをわかりやすく解説します。

詳細を見る
永住許可
永住許可申請の必要書類を集める順番と準備の進め方

永住権申請は必要書類が多く、何から集めるべきか迷いやすい手続です。住民票、住民税、年金、職業資料などをどの順番で準備すると進めやすいか、初期段階の方にもわかりやすく整理して解説します。

詳細を見る
永住許可
永住許可申請の年金資料の取り方

永住権申請で年金資料をどう集めればよいか迷っている方へ。年金事務所で何を頼めばよいか、ねんきんネットのどこを印刷するかをわかりやすく整理します。

詳細を見る
永住許可
永住許可申請前の在留資格の見直しポイント

永住許可申請の前に、今の在留資格を見直した方がよいケースがあるのをご存じですか。就労ビザ、身分系在留資格、高度専門職など、永住の前段階で確認したい見直しポイントをわかりやすく解説します。

詳細を見る
永住許可
永住許可申請のセルフチェックと整合性の確認

永住権申請を自分で進めたいけれど、提出書類にズレや漏れがないか不安な方へ。申請前に見直したい整合性チェックのポイントをわかりやすく解説します

詳細を見る
永住許可
永住許可申請で生活の安定性を示す家族構成・扶養・家計の整理

永住権申請で生活の安定性をどう見せればよいか、不安ではありませんか。同居家族がいる場合の家計の説明、扶養家族が増えた場合の見せ方、申請前に確認したい生活基盤の整理ポイントをわかりやすく解説します。

詳細を見る