Web・グラフィック・UIデザイナーで技術・人文知識・国際業務は取れる?関連性の考え方
WebデザイナーやUIデザイナーとして就職・転職する方の中には、
「Webデザイナーでも技術・人文知識・国際業務を申請できるのだろうか」
「デザインの仕事と自分の学歴に関連性があると説明できるのだろうか」
「グラフィックデザインやUIデザインは技人国の対象になるのだろうか」
と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UIデザイナーという職種だからといって、直ちに技術・人文知識・国際業務と相性が悪いわけではありません。出入国在留管理庁のガイドラインでも、デザインに関する業務は技術・人文知識・国際業務の例示に含まれており、許可事例の中にもデザイナーとして働く例が示されています。
ただし、技術・人文知識・国際業務では、職種名だけで判断されるわけではありません。大切なのは、実際に行う仕事内容が、学歴や実務経験を背景とした専門的な業務として説明できるかどうかです。
たとえば、同じ「Webデザイナー」という肩書でも、画面設計、UI設計、ユーザー導線の改善、広告目的に応じたデザイン制作などを担当する場合と、画像差し替え、既存ページの更新、テンプレート修正、入稿補助が中心の場合とでは、申請上の見え方が変わります。
そこで本記事では、技術・人文知識・国際業務を申請したい外国人の方に向けて、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UIデザイナーの仕事でどのような点を整理すべきか、学歴・実務経験と仕事内容の関連性をどのように考えるべきかを解説します。
当事務所では、技術・人文知識・国際業務の申請に関するご相談から、仕事内容と学歴の関連性整理、職務内容説明書の確認、申請書類の作成まで対応しています。Webデザイナーとして技術・人文知識・国際業務を申請できるか不安な方は、お気軽にご相談ください。
「いきなり依頼するのは不安」という方のために、初回相談は無料でご利用いただけます。
ご依頼いただくかどうかは、相談後にご判断いただけます。
初回相談の内容・範囲については、こちら をご確認ください。
1️⃣ デザイナー職も技術・人文知識・国際業務を検討できる場合があります
技術・人文知識・国際業務では、大学や専門学校などで学んだ知識、または一定の実務経験を背景として、専門的な業務に従事することが求められます。
デザイン業務については、出入国在留管理庁のガイドラインでも例示されており、許可事例も示されています。
もっとも、申請では、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UIデザイナーという職種名だけでは不十分です。単に「デザイナーとして働きます」と説明するだけでなく、実際の仕事内容を具体的に示す必要があります。
たとえば、次のような点を整理する必要があります。
- どのようなデザイン業務を担当するのか
- その業務にどのような専門知識が必要なのか
- 学歴や実務経験と仕事内容がどうつながるのか
- 単なる作業補助や更新業務ではないといえるのか
つまり、デザイナー職であること自体よりも、実際の仕事内容をどのように説明できるかが重要です。
2️⃣ Webデザイン・UIデザインで説明しやすい業務
WebデザインやUIデザインで技術・人文知識・国際業務との関連性を説明しやすいのは、単に見た目を整えるだけでなく、設計・分析・改善の要素がある業務です。
たとえば、次のような業務です。
- Webサイトの画面設計
- UI設計
- ユーザー導線の設計
- ワイヤーフレームの作成
- デザインルールの策定
- ユーザー体験を踏まえた改善提案
- ブランドイメージに沿ったWebデザイン制作
- 広告やマーケティング目的に応じたLPデザイン
- アクセス解析やユーザー行動を踏まえたデザイン改善
- 多言語サイトや海外向けサイトのデザイン設計
このような業務では、単にツールを操作するだけでなく、目的に応じて構成を考えたり、ユーザーの行動を想定したり、情報の見せ方を設計したりする場面があります。
たとえば、
「Figmaを使用してUIデザインを担当する」
だけでは、業務内容がやや抽象的です。
これに対して、
「Figmaを使用し、サービスの利用導線、画面構成、ボタン配置、視認性を踏まえたUI設計を行う」
と整理できると、専門的な業務として伝わりやすくなります。
WebデザインやUIデザインでは、「何を作るか」だけでなく、「何を考えて設計しているか」を説明することが大切です。
3️⃣ グラフィックデザインで説明しやすい業務
グラフィックデザインの場合も、単なる画像加工や印刷データの作成だけに見えると、専門性の説明が弱くなることがあります。
一方で、広告、広報、ブランド設計、販売促進などと結びついたデザイン業務であれば、専門的な業務として整理しやすくなります。
たとえば、次のような業務です。
- ブランド方針に沿ったビジュアル制作
- 商品やサービスの販促物デザイン
- 広告バナーやキャンペーン画像の企画・制作
- パンフレット、チラシ、ポスター等のデザイン
- 企業イメージに合わせたデザインルールの作成
- ターゲット層に応じたデザイン提案
- 広報・宣伝活動と連動した制作物のデザイン
グラフィックデザインでは、完成物だけを見ると「画像を作っているだけ」に見えてしまうことがあります。
そのため、申請では、制作物の種類だけでなく、
- 何のためのデザインなのか
- 誰に向けたデザインなのか
- どのような企画意図があるのか
- 広報や販促とどのように関係するのか
- 自分がどの部分を判断しているのか
を整理することが重要です。
たとえば、「チラシ作成」だけではなく、
「販売促進を目的として、ターゲット層に合わせた構成、配色、レイアウトを検討し、販促物のデザインを行う」
と説明できると、単なる制作作業ではなく、企画意図に基づくデザイン業務として伝わりやすくなります。
【Web・グラフィック・UIデザイナーで技人国が不安な方へ】
Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UIデザイナーとして技人国を申請する場合、仕事内容の説明が抽象的なままだと、専門性や学歴との関連性が伝わりにくくなることがあります。
当事務所では、仕事内容と学歴の関連性整理、職務内容説明書の見直し、申請前の説明整理まで対応しています。「この仕事で技人国を申請してよいか不安」という方は、お気軽にご相談ください。
【初回相談無料】メール1~2往復/オンライン相談30分|1~2営業日以内に返信
ご相談後、申請全体のサポートや必要な部分だけのサポートをご依頼いただくことも可能です。
※ 簡単なご相談は、LINEでも受け付けています (タップ/クリックで開きます)。
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4️⃣ 学歴との関連性は「デザイン学科卒」だけで決まるわけではありません
WebデザイナーやUIデザイナーとして技術・人文知識・国際業務を申請する方の中には、
「デザイン学科を卒業していないと難しいのではないか」
と不安に感じる方もいます。
もちろん、デザイン系、美術系、視覚伝達系、メディア系などの学歴がある場合は、仕事内容との関連性を説明しやすいことがあります。
しかし、関連性は「デザイン学科卒かどうか」だけで決まるわけではありません。
たとえば、WebデザインやUIデザインでは、情報系、工学系、メディア系、人間工学、認知科学、マーケティング、広告・広報などの学習内容と結びつけて説明できる場合があります。
重要なのは、学校名や学部名だけではなく、実際に学んだ内容と現在の仕事内容がどうつながっているかです。
たとえば、次のような整理が考えられます。
- 情報系の専攻
→Webサイトの構造、UI、システム理解、ユーザー導線設計との関連性 - デザイン系の専攻
→視覚表現、レイアウト、配色、造形、制作実習との関連性 - メディア系の専攻
→Webコンテンツ、広告表現、情報発信、デジタル媒体制作との関連性 - マーケティング・広告系の専攻
→ターゲット分析、販促、ブランド表現、広告デザインとの関連性 - 工学系の専攻
→製品デザイン、UI設計、ユーザビリティ、技術的理解との関連性
このように、申請者本人としては、「自分の専攻名がデザインではないから無理」と考えるのではなく、学んだ内容と仕事内容の接点を具体的に整理するようにしましょう。
5️⃣ 実務経験やポートフォリオで補強できる場合もあります
学歴との関連性が弱い場合でも、一定の実務経験によって説明を検討できることがあります。
ただし、実務経験で説明する場合は、単に「デザイン業務をしていた」というだけでは弱くなりやすいです。
次のような点を整理しておく必要があります。
- どの会社で働いていたのか
- どの期間、デザイン業務に従事していたのか
- どのような制作物を担当していたのか
- 企画、設計、制作、改善のどこまで担当していたのか
- 現在の仕事内容と過去の経験がどうつながるのか
- 実務経験を証明できる資料があるのか
Webデザイナーやグラフィックデザイナーの場合、ポートフォリオが補強資料になることもあります。
もっとも、ポートフォリオを提出すればそれだけで十分というわけではありません。
ポートフォリオを使う場合は、
- その制作物で自分が何を担当したのか
- どのような目的で制作したのか
- どのような専門的判断をしたのか
- 現在の職務内容とどう関係するのか
を整理しておく必要があります。
特に、チーム制作の場合は、自分の担当範囲を明確にしておくことが大切です。
また、学校の課題、個人制作、前職での制作物、現在の業務予定が混ざっている場合は、それぞれの位置づけを整理した方がよいです。
ポートフォリオは有効な資料になり得ますが、申請書類全体との整合性がなければ、かえって内容が分かりにくくなることもあります。
6️⃣ 注意が必要なケース
WebデザイナーやUIデザイナーという肩書があっても、次のような場合は注意が必要です。
- 実際の仕事が画像差し替え中心
- 既存テンプレートの修正が中心
- Webサイトの更新作業が中心
- 入稿補助や事務補助が多い
- デザインよりも接客、販売、電話対応が多い
- 求人票に「未経験歓迎」「簡単な作業」と強く書かれている
- 職務内容説明書が抽象的で、専門性が伝わらない
- 学歴や職歴と仕事内容の関連性が説明されていない
- 会社側の説明と本人の説明にずれがある
このような場合、申請書類上では「専門的なデザイン業務」ではなく、「一般的な補助作業」や「単純作業」に見えてしまうことがあります。
特に、Web担当、ECサイト運営担当、SNS運用担当などの職種名が混ざる場合は、デザイン業務と運用補助業務の区別を整理しておくことが重要です。
たとえば、ECサイトの画像更新や商品登録が中心であれば、専門的なデザイン業務としての説明は弱くなりやすいです。
一方で、商品ページのデザイン設計、販売導線の改善、広告バナー制作、キャンペーンページの企画・デザインなどを担当する場合は、その内容を具体的に説明する余地があります。
7️⃣ 申請前に整理しておきたいポイント
Webデザイナーとして技術・人文知識・国際業務を申請する場合、申請前に次の点を整理しておくとよいです。
仕事内容
まず、自分が実際に担当する仕事内容を具体的に整理します。
「Webデザイン全般」や「UIデザイン業務」だけでは抽象的です。申請前には、実際に担当する業務をできるだけ具体的に分けて整理しておくことが大切です。
たとえば、
- Webサイトの構成設計
- UI設計
- ワイヤーフレーム作成
- LPデザイン
- 広告バナー制作
- ブランドに沿ったビジュアル制作
- デザイン改善提案
- ユーザー導線の改善
のように、担当する業務を具体化します。
学歴・職歴との関連性
次に、学歴や職歴との関連性を整理します。
- 学校で何を学んだのか
- 現在の仕事にどの知識が使われているのか
- 過去の職歴と現在の業務がどうつながるのか
- 証明資料として何を出せるのか
を確認しておきます。
自分では関係があると思っていても、申請書類上でそのつながりが読み取れないと、説明不足になることがあります。
会社側の資料との整合性
最後に、会社側が作成する資料との整合性も重要です。
たとえば、
- 雇用契約書
- 労働条件通知書
- 求人票
- 職務内容説明書
- 雇用理由書
- 会社案内
- 事業内容の説明資料
などの内容が、本人の説明とずれていないかを確認する必要があります。
本人は「UI設計が中心」と考えていても、求人票や雇用契約書では「Webサイト更新業務」とだけ書かれている場合、専門性が伝わりにくくなることがあります。
申請では、本人の説明、会社側の説明、提出資料の内容が自然につながっていることが大切です。
📖 よくある質問(FAQ)
Webデザイナーでも技術・人文知識・国際業務は申請できますか?
職種名だけでは判断できませんが、仕事内容が専門的なWebデザイン、UI設計、導線設計、改善提案などを含む場合は、技術・人文知識・国際業務との関連性を説明できる可能性があります。ただし、単なる更新作業や画像差し替えが中心の場合は注意が必要です。
グラフィックデザイナーでも技術・人文知識・国際業務は申請できますか?
可能性はあります。大切なのは、単なる画像加工や制作補助ではなく、企画意図、広告目的、ブランド方針などに基づいた専門的なデザイン業務として説明できるかです。
UIデザイナーはデザイン学科卒でないと難しいですか?
一概にはいえません。デザイン系の学歴がある場合は関連性を説明しやすいですが、情報系、工学系、メディア系などの学歴とUI設計・Webデザインの業務が結びつく場合もあります。重要なのは、学んだ内容と仕事内容の関連性を具体的に説明できるかです。
PhotoshopやFigmaを使っていれば技人国の説明になりますか?
ツールを使っているだけでは十分とはいえません。Photoshop、Illustrator、Figmaなどを使って、どのような設計、判断、改善、提案をしているのかが重要です。ツール名ではなく、専門的な業務内容を説明する必要があります。
ポートフォリオは提出した方がよいですか?
ケースによります。ポートフォリオは、デザイン業務の内容や専門性を補強する資料になることがあります。ただし、提出する場合は、自分の担当範囲、制作目的、現在の仕事内容との関係を整理しておくことが大切です。
ECサイト運営担当でも技術・人文知識・国際業務を申請できますか?
仕事内容によります。商品登録、画像差し替え、在庫更新、受注処理などが中心の場合は、専門的なデザイン業務としての説明が弱くなりやすいです。一方で、商品ページのデザイン設計、販売導線の改善、広告バナー制作、キャンペーンページの企画・デザインなどを担当する場合は、内容を整理して検討する余地があります。
最後に――Webデザイナーという肩書だけでなく、仕事内容と関連性を整理しましょう
Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UIデザイナーという職種名だけで、技術・人文知識・国際業務の判断が決まるわけではありません。重要なのは、実際の仕事内容が専門的なデザイン業務として説明できるか、そして、その仕事内容と学歴・実務経験に関連性があるかです。
そのため、次のような場合は一度整理しておくと安心です。
✅ デザイン職だが、専攻とのつながりをどう説明すべきか迷っている
✅ 実務が設計中心なのか、更新中心なのか自分でも整理しにくい
✅ 職務内容説明書に何を書けばよいか分からない
✅ 求人票の表現が実務と少しずれている
✅ 申請前に関連性を整理しておきたい
当事務所では、技人国申請に関するご相談から、Web・グラフィック・UIデザイン業務の関連性整理、職務内容説明書の確認、求人票や雇用理由書の見直しまで対応しています。「自分の仕事内容で技人国を申請できるのか不安」「学歴との関連性をどう説明すればよいか分からない」という方は、申請前に一度ご相談ください。
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